「時計の学習」に苦手意識があった生徒さんが自ら時計を描き始めた話
福岡県(春日市、那珂川市、大野城市周辺&オンラインも対応)で臨床心理士による心理・学習支援を行っている「こころ先生」です♪
今日は、とても感動した「生徒さんの成長」をお話ししたいと思います!
苦手だった「時計」を自ら描き始めた
先日、生徒さんがプリントの余白に描いていた丸い時計の絵。
「今は7時だよ!」と言いながら、迷うことなく短針と長針を描き入れていました。
傍から見れば、何気ないお絵かきの光景かもしれません。
しかし、私にとっては、生徒さんの大きな成長を感じた瞬間でした。
なぜなら、これを描いていた生徒さん、数か月前まで時計の問題を見るのも避けていたくらい、時計の問題に強い苦手意識を持っていた子だったからです…!
低学年でつまづく子が多い「時計」の単元
小学校低学年で学習する「時計」の単元は、最初につまづきやすい単元でもあります。
短針の動きと長針の動き、2つの異なるルールを同時に処理しなければならないので、ワーキングメモリに負担がかかり、苦手な子にとっては苦戦する問題が多いからです。
また、苦手な子が多い割には、学校での授業時間は意外と少なく、十分に理解できないまま次へ進んでしまうケースが多いのです。
「わからない」という経験が続くと、「自分にはできない」という心のブレーキがかかり、学習自体に拒否反応が出てしまいます。こうして、勉強嫌いになる子が年々増えていくのです。
一歩の積み重ねから生まれた自信
今回、生徒さんが自ら「7時」を描き込んだのは、単に書き方を覚えたからではありません。
これまで学んできた一つ一つの知識がつながり、「自分は時計がわかるんだ」という自信がついてきたからこそ、この時計の絵が描けたのだと思います。
家庭教師の仕事をしていると、最初は問題を見るだけでも無理!という生徒さんが、ある日驚くような成長を遂げる瞬間に出会うことがよくあります。
それまでは、その子に合った方法はないかな?この方法はどうかな?などと試行錯誤することも多いのですが、この成長を感じる瞬間は毎回とても感動するし、「やってきてよかった!」と本当に感じます。
「できないからやらない」はもったいない!
だから、もし今「私にはできない」「勉強が嫌い」と感じているお子さんがいたとしても、どうか諦めないでください。「できないからやらない」というのはもったいない!
その子に合った歩幅を見つけ、一歩ずつ積み上げていくことで、「わかる!」を体験し、
「学ぶことの楽しさ」を感じると、そこから一気に子どもたちは自分の可能性を広げていきます。
同じように「私にはできない」と思っていた子たちが成長していく姿を見てきたからこそ、自分の中の可能性を信じてほしいと思っています。
「うちの子、時計でつまづいているかも…」 「勉強に苦手意識が強くて心配」 そんなお悩みがあれば、ぜひ一度お聞かせください!
一歩ずつ、一緒に「できた!」の感動を積み上げていきましょう。

