子どもがゲームや動画をやめられない・・・付き合い方のヒント
悩み多きゲーム・動画との付き合い方。みなさんどうしていますか?
福岡県(春日市、那珂川市、大野城市周辺&オンラインも対応)で臨床心理士による心理・学習支援を行っている「こころ先生」です♪
子どもがゲームばかりしている。動画ばかり見ていてやめられない。
そんな悩みを持つ親御さんは多いのではないでしょうか。
今の時代、スマホや動画、ゲームといった「終わりなく遊べる」アイテムが溢れています。次から次へと流れてくるおすすめコンテンツに、大人でさえ時間を溶かしてしまいがち。ましてや子どもならなおさらですよね。
「子どもが求めているから…」「静かに遊んでくれて助かるし…」
与え続けるのは良くないと分かっていても、どう伝えればいいのか…。
私自身も日々悩み、試行錯誤しているところです。
そんな中、先日たまたま読んだインターネットの記事で、「なるほど!この例えは分かりやすい!」と感動した考え方がありました。
今日はその内容をシェアしながら、私自身の経験も交えて「子どもとゲームの付き合い方」についてお話ししたいと思います♪
ゲームは「おやつ」と同じ。大切なのはバランス
私が読んだインターネットの記事はこちらです!
記事はこちら→俵万智が子どもの「ゲームやり過ぎ」を止めた“言葉”とは 息子を納得させた言葉の達人の子育ての知恵
記事の内容をざっくりですが説明しますね。
サラダ記念日などの作品で有名な詩人の俵万智さん。
私たちと同じようにお子さんのゲームや動画との付き合い方について悩んでいたことがあるそうで、息子さんにはこう説得したそうです。
ゲームは「おやつ」と一緒。おいしいからといって朝昼晩そればかりだと体に良くない。
ゲーム以外にも本やそのほかの遊びなどバランスをとりながら、時間と分量を決めて楽しくやろう。
さすが言葉を扱うプロ…!
子どもたちにとっても身近で、すぐにでも取り入れられる分かりやすい例えだなと感じました。
さらに続きがあって、石垣島に移住してから自然とゲームで遊ぶ時間が減っていったことに気づいたときに、息子さんから返ってきた言葉がこちら。
「だってお母さん、オレが今マリオなんだよ!」
なんと素敵なお言葉…!息子さんもまた例えがお上手!!
主人公になって楽しんでいる様子が文面から感じられますよね。
なぜ子どもはゲームや動画にのめり込むのか?
正直に言うと、私も子どもたちに対して「ゲームばかりじゃダメだよ」「動画ばっかり見てないで…」と、現在進行形で思ってしまうことがあります(笑)。
しかし、この記事をきっかけに、「ゲーム・動画との付き合い方」についての大切な視点を改めて思い出すことができました。
1. ゲームが「心の安全基地」になっている
ゲームの世界は、時に現実の辛さから守ってくれる場所になることがあります。
私自身、昔学校に行っていなかった時期がありました。その時期は毎日ゲーム。親は仕事へ行っていましたし、日中は誰も相手がいないので、ゲームかずっとテレビ。それくらいしかすることがありませんでした。
当時はただ楽しくて、暇つぶしにやっていたことですが、今振り返って思うのは、ゲームやテレビは「心の逃避の場所」でもあったということです。
もしあの時、ゲームを取り上げられたり厳しく制限されていたら学校に行っていたか?というと、おそらく行けていないでしょうね。
取り上げられていたら本当にしんどかったと思います。
ゲームをやっている間だけは、嫌なことや辛い気持ちを思い出して「うわあぁぁぁぁぁー!(自己嫌悪)」とならずに済んだからです。
実はこれ、私だけの特別な話ではありません。以前働いていた場所でも、同じようなことを話してくれた子がいました。
大人から見れば「朝までゲームをしている」「夜更かしをしている」と問題視されていた子でしたが、ある雑談の中でその子はこう話してくれました。
「夜はゲームしていないと、頭の中で嫌なことをいろいろ考えてしまって寝れないんだよね」
この言葉は、当時新人だった私にとって、大人から見た視点と子どもの本音のギャップの大きさに衝撃的を受け、今も強く印象に残っています。
夜通しのゲームは、その子にとっては「不摂生」ではなく、嫌な思考から自分を守るための「防衛策」だったのです。
2. 「ゲームより面白いもの」が見つかっていない
特に不登校のお子さんの場合、ゲームが問題視されがちですが、私はゲーム自体が問題なのではないと考えています。
ゲーム自体を悪いものとして取り上げたり禁止するというよりも、なぜゲームにそこまではまってしまっているのかというところにまずは焦点を当てて考えてみることが大事です。
「楽しいから」「暇だから」という表面的な理由の奥にある、「なぜそこまでハマるのか?」を考えてみる。
ここを無視してゲームを取り上げるだけでは、一時的な解決にしかならないからです。
もちろん「これ!」とはっきり言葉として出てくることは少ないですが、いろいろ仮説を立ててみることが大切です。 そこから上手く付き合っていく方法を考える、という流れが一番良いように思います。
「ゲームばかり…」、「もっと外で遊んで…」と思うけど、それを子どもたちに伝えたところで、ゲームをやらなくなるかというと、そうではありません。
ゲームの他に代わる楽しい遊びを知らない。
だから「ひま」「つまらない」と言ってまたゲームに戻っていく。そんな流れがあるのかもしれません。
ここでいう「面白い」とは、単なる刺激ではなく、
- 自ら進んでやりたい
- 主体的に取り組める
- 達成感を感じられる
こうした体験のことです。
さきほどの「オレが今マリオなんだよ!」という言葉がまさにそう。
自分が主人公になって物事を楽しんでいることが一番楽しいのです。
学習も同じ。「楽しい」と感じる環境設計がカギ
その点でいうと、「学習」においても全く同じことが言えます。
「勉強しなさい!」と言われて進んでやる子はなかなかいません。
そもそも勉強の仕方がわからないのかもしれないし、
勉強始めたとしても「解けない」から「おもしろくない」「たのしくない」。
だからやらない。他の楽しいことに興味が移っていく。
でも、もし「おもしろい!」「たのしい!」と感じられる環境を用意してあげることができたとしたら…?
「今までのは何だったんだろう!?」と見ていて面白くなるくらいに子どもたちは自ら進んで学び始めます。
お子さんが笑顔で学べる環境を、一緒に考えませんか?
じゃあどうしたら「おもしろい」「たのしい」と感じられるようになるのか。
そこは私「こころ先生」が得意とする領域です!
「おもしろい」「楽しい」と感じるポイントは、一人一人違います。
「うちの子でも、勉強を楽しいと思えるでしょうか?」 「どうやったら、ゲーム以外のことに興味を持ってくれる?」などなど、
お子さま一人一人に合わせた「楽しい」と感じられる導線設計、この機会にぜひ一度考えてみませんか?
ゲームを敵にするのではなく、上手な付き合い方を見つけながら、お子さんが笑顔で主体的に学べる環境を一緒に作っていきましょう!
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